ケンちゃんと恋人同士になってから、もう一ヶ月経つやん?
でもな・・・俺、まだケンちゃんに愛して貰った事がないんよ・・・。
いや、心の愛はたっくさんお腹いっぱいな程貰ってるで?
でもな、体の方がな・・・
あっ、別にヤリたいって訳やないでっ!!
やっぱな、不安になんねん。
女の人の気持ち、よう分かるわ・・・。
俺、男やろ?・・・せやから、余計不安になんねん・・・。
本当は俺の事嫌いなんかなぁ・・・とか。
嫌いやから、俺の事抱かへんのかなぁ・・・とか。
あ・・・もうこんな時間なんや。
ゴメンなぁ、色々聞いてくれて。
・・・・ありがとなぁっ・・・んじゃ。
今日もまた長電話。
電話の相手は我らがリーダーテツ。
最近のテツはすっかり『ハイドの恋のお悩み相談係』になっていまっている。
確かに、ハイドが不安になるのも分かるが。
こう毎晩長電話されては、テツの体力もそろそろヤバイ。
と、いう事でテツは電話する事にした。
ハイドの恋の病提供者に。
やっと電話を切ったハイド。
明日はケンの家に行く予定になっていた事を思い出し、
すぐにベットに入りました。
次の日。
ケンの家に遊びに来たハイド。
今日こそはと思い、いつもより念入りに髪も体も洗ってきた。
しかし、ハイドの期待も空しく、
いつもと同じように時間が過ぎていく。
やっぱり今日も何もなかったか・・・と諦めたその時。
テツから話を聞いていたケンが話しを切り出してきた。
「あんなぁ、テツから聞いたんやけど」
ハイドはドキッとする。
「なに・・・?」
「・・・その、俺がハイドとヤんない理由みたいな・・」
「へっ?!」
驚いてハイドはマヌケな声を出した。
(ちょっとぉっ!!何でケンちゃんに言うねんっ;;
テッちゃんのアホォッ!!!)
「好きやから。めっちゃ愛してるからっ」
いつも言われてる言葉だけど、改めて真剣な顔で言われ、
ハイドの顔は真っ赤になる。
本当は嬉しいくせに、正直になれないハイド。
「嘘や・・・。それやったら、何で・・・してくれないん・・・?」
ハイドの目には涙。
今、自分で言った言葉がすごく惨めな気がして。
「それは・・・ハイドが怖がると思って」
ケンがそう言うと、ハイドが『え?』という顔をした。
「でもっ・・・俺は・・・」
ハイドは堪っていたものを全部吐き出す。
「ケンちゃん、何も言ってくれへんかったから・・・
俺めっちゃ不安やったんやから・・・・!!!」
ハイドはいつの間にか泣いていた。
「ゴメンなぁ・・・」
ケンはそう言うとハイドをギュッと抱きしめた。
そして、ハイドにキスをした。
「・・・んっ・・」
ケンはハイドを持ち上げると、ベットに移動する。
そして、もう一度キスをする。
それは段々と濃厚なモノに変わっていく。
ケンは、キスをしながら、器用にハイドのシャツのボタンを外していく。
露になった胸の果実をキュッと摘んだ。
「・・・んっ・・・!」
ケンは、ハイドの唇から唇を放すと、果実に持っていき、
舌先でペロッと舐めてやる。
「んぅっ・・・ふっ・・」
ハイドは、声を出さないように自分の指を噛む。
「ちゃんと、声聞かせてや?」
そう言うと、ケンはハイドの口から指を放す。
ケンはズボンの上からハイド自身を撫でる。
「んぁっ・・・いやぁ・・・」
ハイドはケンの手を退かそうとする。
「いややないやろ?いつもより、石鹸とシャンプーのええ匂いするで?
ハイドヤル気満々やったんやないの〜?」
「ちゃうもん・・・っ・・・」
ケンは、ズボンのファスナーを下ろし、ズボンと下着を一緒に脱がす。
ハイド自身はすでに立ち上がっていた。
ハイドは恥ずかしいのか、手で自身を隠そうとする。
「やっぱりぃ・・・ヤル気満々やん?体は小正直やで」
ケンはそう言うと、ハイド自身を口に含む。
「あぁっ・・・やぁ・・んんぅ・・・」
手をケンに抑えられているハイドは、声を出してしまう。
ケンに先の方を強く吸われ、ハイドはビクッと体を強張らせる。
「んあっ・・・や、はっ・・もっ、イッちゃうっ」
「ええよ」
ケンはそう言うと、もう一回強く吸う。
ハイドは我慢出来ずに、ビクビクと痙攣すると、
ケンの口に中に吐き出した。
「・・・ゴクッ」
ケンはハイドが出したモノを全部飲み干す。
「ちょっ、ケンちゃん!!汚いやんっ」
「ハイドのやから汚くないで」
ケンはそう言うと、ハイドに口づけた。
ハイドの口内にむせるような苦い味が広がる。
「・・・んっ・・・・」
ケンは、自分の指を舐めると、ハイドの後ろと指を這わせた。
解す様に蕾を押してから、指を中へと進入させた。
「・・・んぅ・・」
「痛い?」
「んっ・・・大丈夫・・」
ハイドがそう言うと、ケンは指を動かしはじめた。
最初は苦しそうな声を上げていたハイドだが、
ある一点を突かれると、ビクッと体を振るわせた。
「あぁっ・・・んぅ・・・」
「ここ?」
ケンはもう一度ソコを突く。
「やぁぁっ・・んんっ、はぁっ・・」
ハイドはイヤイヤと首を横に振るが、
ケンはソコをひつこく突いてくる。
「んぁっ・・あっ・・んんっ・・」
指はいつの間にか2本に増やされていた。
2本の指をバラバラに動かすと、
ハイドの声は一段と高くなる。
「あぁっ・・!んっ、はぁぁっ」
ケンは指をハイドの中から引き抜くと、
自身を押し当てた。
ハイドにキスをすると、ゆっくり自身を押し進めた。
「ん・・・はっ・・・」
ハイドは苦しそうな声をあげる。
「大丈夫か?無理せんでもええで?」
そう言って、ケンが自身を抜こうとした。
「・・っ、大丈夫やから・・抜かんでっ・・」
ハイドがそう言うと、ケンはもう一度ハイドにキスをして、
自身を進めた。
「・・・っ・・んぅ・・・」
ケンは、さっき指で突いたところを探すと、
ソコを突いた。
「んぁっ・・・あっ」
すると、ハイドは苦しそうな声ではなく甘い声をあげた。
ケンはハイドが慣れるまでソコばかり突く。
「あぁっ・・んぁぁ・・・はぁっ」
ハイドが慣れてくると、ケンは大きく動く。
最初は、苦しそうな声をあげていたハイドも、
少しずつ甘い声はあげてきた。
「んんっ・・あっ、んぁっ・・」
段々ケンの動きが早くなってくる。
「あぁっ、んっ・・・はぁっ・・んぅっ」
ハイドもケンを求めて腰を動かす。
「はぁぁっ・・・んっんぁ・・・イッちゃっ・・」
ハイドがケンに限界を求める。
「・・っ・・一緒にイこうな?」
ケンはそう言うと、もっと激しく腰を振る。
「あぁっ・・んぁぁっ、あっ・・んんぅ・・」
ケンはガンガンと腰を打ち付ける。
「あっ、やぁっ・・・ん、あぁぁぁぁぁっ」
ハイドは我慢出来ずに、勢いよく精を放った。
「・・・んっ・・」
ハイドがイッたと同時にケンを締め付け、
ケンもハイドの中に精を放った。
「ゴメンなぁ・・ハイド」
ケンがハイドの髪を撫でる。
「何が?」
「ハイドに無理させてもうて・・・」
ケンが申し訳なさそうに言う。
「何言うてんの?・・俺、嬉しかったで」
そう言って、ハイドはケンに抱きつく。
「やっと、ケンちゃんと本当の恋人になった気分やっ」
二人は、幸せな気分で眠りに落ちた。
でなぁ、めっちゃケンちゃんかっこよかったわぁw
それに俺の事も気遣ってくれてなぁ〜
俺、もっとケン好きになったわぁw
なぁ?テッちゃんもカッコイイと思うやろ?
もう、大好きやわぁ〜w
でなでなっ!!
どうやら、テツの『ハイドの恋のお悩み相談所』は、看板を変え、
『ハイドの恋の惚気話自慢所』になったようす。
テツの体力はいつまでもつのか・・・。
あとがき。
テツさんの友情出演(笑)
甘いのが書きたっかたのですっ☆★
でも・・・あんまり甘くないですねぇ(汗)